皆さんは、どんな風に歌を歌いたいですか?多くの生徒さんは、
「歌が上手くなりたいです!」と答えてくれます。歌が、上手いというのは、ピッチが当たっていて正確さに長けていることでしょうか?
カラオケの採点機能で、100点をとれるようになるのが上手くなるということでしょうか?
では、歌声を聞いてくれた人に
「あなた、歌、上手いね」と言われるのと
「あなたの歌声好き」と言われるのは、どちらが嬉しいですか?どちらも嬉しいかもしれませんが、
上手いより、好きと言われたほうが、ライブに来てくれたり、曲を購入してくれる可能性が高いと私は、思います。
生徒さんには、上手いより、誰かの心を動かす歌声で歌ってほしいなぁ。と思っています。アーティストを目指すなら尚更です。
また、こんな経験は、ありませんか?
「好きなアーティストさんに影響されすぎて声を似せる癖がついてしまった。」
「曲ごとにそのアーティストさんの歌声に似せてしまって、どれが本当の自分の声か分からない。。」
そういう生徒さんの悩みを多く聞きます。
そういう時は、生徒さんには、しばらくそのアーティストさんの曲を歌うことを封印してもらいます。
似せて歌えるということは、それだけ耳が良いからできることなので歌う上で強みでもあります。
しかし、本来の自分の声とは、違っているので、自分の本当の声を探してみないといけません。
ボイトレで、自然な発声を身につけ、自分らしい声で歌う事ができるようになって改めて好きだったアーティストさんの曲を歌ったとき、以前歌っていた感覚とは、違って、自分の物にして歌っていると感じることができるようになっています!
この段階まで来たら、どの曲を歌ってもあなたのものにしているね!
カバーだけど、まるで違う新しい曲みたい!なんて言ってもらえるかもしれません🎵
誰の真似でもない、唯一無二の歌声を一緒に探していきましょう🎵
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